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極妻になりたくて
第1章 それまでの皐月
「ただいま」

「おかえり、おやつあるわよ」



皐月は小4、ごく普通の会社員の父親とパート勤務の母親と2つ年上の兄が居る家庭の女の子

母は皐月が帰るまでには帰るパートをしてるから、下校時には在宅している

たまに忙しい時は、事前に鍵を渡してもらってる

冷蔵庫を開けると、プリンが入ってる

あのケーキ屋のプリン

「いただきまーす」

皐月はいつものように学校での出来事を話しながらプリンを食べてる、母は洗濯物を畳みながら聞いてる

話が途切れると、母親は「明日から4時まで仕事になったから鍵を渡すわ、気をつけて留守番しててね もし出掛けるなら、戸締まりをして…」

お決まりの言葉

「はーい」

素直な皐月、成績もまぁまぁな娘である

翌日の朝に鍵をもらい、筆箱のストラップに付けて登校

友達の綾香と放課後に遊ぶ約束をした、綾香とは幼稚園からの仲良し、家は歩いて5分ほどの距離

今日は綾香が来た、クッキーの入っていたアルミ缶の中にシールを詰め込んで

「お邪魔しまーす」

お菓子をつまみながら、皐月の持っているシールと交換を始めた

すると皐月は目新しいシールを持っている、牡丹や鯉や龍などの大人ぽっいシール

皐月は目がキラキラし、綾香に頼んだが、これは交換出来ないと言われた

3つ先の駅のモールの文具店に売っていると教えてもらい、それは嬉しかった

綾香がテレビを付け始めると、首から尻まで刺青だらけの男が女と絡み合うシーンが映っている

男が腰を振り、女が喘ぎ声を出していた

二人は黙って見入ると、「ただいま」兄が帰ってきた

慌てて綾香はテレビを消して、またシール交換を再開を始めた

「綾香ちゃん来てたんだ、いらっしゃい」

「たっくん、お帰りなさい 皐月、私そろそろ帰るよ あ、やっぱり1枚あげるよ どれが良い?」

「悪いよ、ダメダメ その変わりにモール行こう」

「うん、行こう またね」

綾香は、テレビのことを一切触れず帰って行った

皐月はずっとテレビで見たシーンを思い出しながら、その日は眠った
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