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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第5章 再び・・・忍び寄る影




お義父さんは私達が結婚して直ぐに仕事場で倒れて・・・・。



そのまま植物人間状態に。



目は開いたりするけど話を聞いているのか・・・分かっているのかは定かではないと前に聞いた。




「あ~・・・わかったわ・・・うん・・・直ぐに戻ります・・・。」




お義母さんがそう言った時私の中で少し安心する。



もう帰ろう・・・。



そうだ、今日はお母さん達も呼んでご飯をみんなで食べようかな。



お義母さんが電話を切ると、私を見て・・・・。



「美晴さん、ごめんなさい。話の途中なのに・・・。」



「いえいえ、もう帰りましょうか・・・お義父さん何かお変わりありました???」



私がバックを持って言うと・・・。



「お父さん、なんか様子が変みたいで恵美子さんから電話で・・・・。」




恵美子さんとは昔から家を空ける時来てくれる家政婦さんみたいな人・・・。




「なんか口をパクパクさせてるって・・・。」




お義父さん・・・・。




「美晴さんも一緒に来れる??お父さんもう先が長くはないと思うのよ・・・・。」




・・・・・・・。




え・・・っ・・・・。





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