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竜を継ぐ者~黄の刻印の章~(世界はエッチと愛で救われる)
第4章 委員長にフェラのお強請り
「いやいやいや委員長、ちょっと何して――あ、くう……ッ」

 彩夏の手が蠢き、もにゅもにゅとペニスを揉みあげてくる。ピリッと全身を駆け巡る甘い痺れに、真吾は思わず喘ぎを上げた。
 微妙にこそばゆく感じるけど気持ちが良いー……。

「これェ~……オマンコに挿れて欲しいの。ねえエッチしよ……」
「だっ……だからマズいってば。委員長しっかりしてよォ~!」

 真吾は彩夏の誘惑に、泣きそうな顔で困り果てていた。
 まだ自我のない状態は続いているのに、彩夏のこのエロさは何なんだ。
 チンコを強請り、セックスを強請り……とても普段の彩夏からはこのような淫乱な姿は考えられない。実は彩夏は隠れビッチでしたと言われても、この姿では納得できてしまう。

「ねぇ~、挿れてェ~……」
「だからダメだってば。まいったな、もう……」

 レイプはしたくない。だが、真吾もその気が全くない訳でも勿論ない。
 真吾だって思春期真っ盛りの健康な17歳なのだから、幾ら何でもずっとこのような誘惑を受け続けていたら、耐えられる自信はない。
 理性が終わる前に何とかしないと自制心的にもヤバい。
 真吾は彩夏を身体から剥がそうと肩を掴んだ。
 彩夏の身体を持ち上げた瞬間に、巨乳がプルンと重力で揺れる様子が悩ましく、精神的にも直視ができない。
 その間も押し問答が続き、真吾の理性はギリギリだ。

「――ッ!……な、何だ……」

 不意に頭がクラッとした。
 何だ――さっき変な所でも打ちつけたのかなと、真吾はブルッと頭を振った。
 しかしまた、大きくクラッとくる。
 貧血のような重さを頭に感じていると、キィ――ンとした耳鳴りのようなものに襲われた。ぞわぞわと総毛立つような感覚が、身体ではなく心に走る。
 突然、頭に男の声が響いた。
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