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竜を継ぐ者~黄の刻印の章~(世界はエッチと愛で救われる)
第6章 何とか戻って来たけれど……我慢の限界です!
 真吾を呼ぶ彩夏の声――。
 遠いような、そうでもないような不思議な距離感で彩夏の声が耳に届く。
 少しだけ必死で、どことなく心配そうな声だった。
 会話を殆ど交わした事もないのに、何故そんなに心配そうなんだ……。

「――ちょ……滝川くん!?」

 起さないでくれないか。
 何だか気持ちが良いんだ……。

「滝川くんってば!」

 もう一度、聞こえてきた。
 今度は少しだけ近い。
 煩いなぁ――どこから聞こえてくるんだ……。
 そう考えた時、肩が大きく揺さぶられた。
 真吾の意識はその刹那に、深淵の中から一気に引き上げられてしまった。

「ッ…………」

 重い瞼が離れたくないとダダをこねるように戻ろうとする。
 うう~……重い。
 閉じようとする瞼を邪魔するように、再び揺らされる肩――ちょっと、少し乱暴なんじゃない?
 もう少しだけ優しく揺らして欲しいと、心の中で愚痴る。
 仕方なく真吾は、目を開けるしかなかった。

「……ん……」

 まず目に入ったのは、色白で柔らかそうなおっぱいだった。
 何で目の前に女性の裸の胸があるんだろう――ぼんやりとする頭で、矢張りボーっと考える。
 あ、そうかこれは夢か。そうに違いない。
 日頃から彼女欲しいとか、女の子とヤりてーだとか考えてるからこんなモノを見るのかと、真吾は思い込む事にした。だけど女の子のおっぱいを夢にまで見るとは……重症な欲求不満だな。
 頭を預けたまま柔らかい脹らみに唇を押しつけると、真吾はチュウと吸った。
 うっは~!ヤバい、柔らか~い……ふわふわモチモチな感触が何ともリアル。
 凄い夢だな……。
 頂点の蕾を摘んでコリコリと揉みながら、チュッチュッと遠慮なく脹らみに何度も口づけると、頭上から女の子のちょっとエッチな声、それから……。

「ちょ……あっ、滝川く……も~!あんっ、やめて、いい加減にして!」

 怒ったような声がそれに続いた。
 声の方に頭を向けると、真吾を怖い顔で睨みつける赤面した彩夏のアップ。

 「――え、委員長……!?」

 どうして彩夏のアップが目の前に……。
 それに気づくと色々な事が思い出されてきた。
 そうかさっきまで、自我のない彩夏にエッチな事をしてたんだ――という事は?
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