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竜を継ぐ者~黄の刻印の章~(世界はエッチと愛で救われる)
第6章 何とか戻って来たけれど……我慢の限界です!
 夢でも何でもなく今現在、手にしてるのは彩夏の生のおっぱい。そしてこれは現実で……そこまで考えると血の気が引いた。
 ひ~、自我のある本人を目の前にエッチな事をやっちまったぁ……焦った真吾は、生乳から慌てて手を離した。
 いやもうこんなの……笑って誤魔化す以外に思いつかない。

「あ、え!?え~と……アハハ、おはよう委員長」

 すっとぼけたような真吾に、彩夏は苛立ちも露に眦を釣り上げた。
 あわわわ、いきなり生乳に吸いついたのはマズかったなぁ……。
 真吾は決まりが悪そうに苦笑するしかなかった。

「目が光ったと思えば気を失ったみたくなるし、起きたかと思えばこんな事するし……寝ぼけてんの!?」

 ヤバい、メチャメチャ怒ってる……。
 何がどうなったんだっけな。どうも頭がはっきりしない。
 頭ははっきりとはしないが、勃起したペニスが未だ彩夏の|膣《なか》に存在するのは流石に理解できた。
 だって感触がめちゃくちゃヤバい……暖かい肉感は、僅かでも動けば堪らない刺激を腰に伝えてくれる。
 本能としてはこのまま腰を猿のように振り立てたい所だが、何も弁解しないまま欲情に走るのは如何なものか。ただでさえ激昂している彩夏の怒りを、余計な事で逆撫でたくない。

「い――いや、そんな事は……あ――そうか思いだした」

 今までずっと身体の内にいたんだった。
 真吾はあれからの事を漸くはっきりと思い出した。
 あの変な声に身体を盗られて動けなかった事や、自分の肉体に精神が閉じ込められていた事、そこから出る算段を試した事を思い出す――。
 彩夏が犯されている間中、牢獄のような身体の内から何とか出る方法はないかと、思いつく限りの精神集中を試みた。
 精神修行なんて練気を中学の時の部活で少し修練しただけだし、ほぼ勘だし……正直、成功すればラッキー程度のノリでしかなかった。
 修験者だとか、まともな武道家でもないのに良く成功したと思う。成功したから良かったようなものの、もう一度試せと言われてもできる自信はない。
 どの方法が上手くいったんだろ……。

「ところで目が光ったって……何?」
「突然クラクラした様子になってね……そうしたら、滝川くんの目が金色に光ったの。光はすぐに消えたけど、そしたら今度は倒れて――」

 光が消えて倒れた――って、若しかして出るのに成功した瞬間なのか……?
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