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竜を継ぐ者~黄の刻印の章~(世界はエッチと愛で救われる)
第3章 自我のないクラス委員長に好き勝手!委員長は僕の言いなり!?
 部活動の時間を既に終えた校舎は、人の気配が殆どしない。
 紅茶を落としたような黄昏深まる教室で、真吾は声も無く佇んでいた。
 目の前には真吾と同じ桜里学園の制服を身に纏った、背中の辺りまで綺麗な髪を伸ばしている眼鏡少女――クラスメイトを真吾は茫然と眺めていた。
 女の子に触れた記憶として――微かに妹や幼馴染と遊んだ記憶は残ってはいる。だが、女の子との思い出の記憶と言うには幼稚すぎる。
 女の子という存在があまりにも遠くなり、接し方すらも忘れてしまった。
 ずっと女性と縁のない青春を送ってきた真吾を哀れんだ神様が、これは与えたもうた超絶ラッキーだと真吾は思った。そうでなければこんなオイシイ出来事、薄い本じゃあるまいし現実に起こる訳がない。

 赤いフレームの眼鏡を掛けた真面目な雰囲気の少女の名前は渡辺彩夏《わたなべさやか》。真吾の所属するクラス、2年B組のクラス委員長。
 彩夏は誰かの机の上に腰掛け、ふくよかな谷間を露にした姿で――真吾の目の前でオナニーをしていた。
 しかも目の前まで近寄っても、どういう訳か彩夏はまるで気づく気配がない。
 ショーツの中で蠢く指の動きをまざまざと見せ付けられて、真吾の頭はショート寸前。クラスメイトに悩ましい姿を見せつけられて、股間は瞬く間に逞しく隆起していた。
 何故こんな事がと戸惑う横で、ラッキーと思ってしまう浅はかな男心。
 だって仕方ないよ、男の子だもん。
 女の子に触れたのだって何時が最後か覚えていないほど過去の話で、女性の裸なんてチラ見どころか動画でしか見た事がない。
 目の前で生オナニーを見てしまったのだから、内心嬉々としてしまうのは男としては当然の反応だ。
 いつも同じ教室で、ただ共に勉強を学ぶだけの存在であるクラスメイトの女子の生オナニー……。
 そう考えるだけでもエッチに感じてしまうのに、別の意味で最も想像できない相手のオナニー姿が目の前にある。とりわけ彼女の容姿的なものに弊害がある訳ではなく、想像し難いのはもっと別の理由。
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