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竜を継ぐ者~黄の刻印の章~(世界はエッチと愛で救われる)
第3章 自我のないクラス委員長に好き勝手!委員長は僕の言いなり!?
 渡辺彩夏という女子生徒はクラス委員を絵に描いたような少女だ。
 真面目で頭が良く、言いたい事はスパッと述べるし凛とした佇まいはクールな印象を受ける。そんな彼女に如何わしいイメージは似つかわしくないし、そういう事をしているという想像すらも許されない印象だ。
 恐らくクラスの男子の誰もが、彩夏が手淫に興じる姿など想像できないのでは……と思う。勿論、真吾も想像した事などない。
 そもそも想像したくなるような接点と言えるべき関係を、真吾は彩夏と築いていないし持ち合わせてもいないのだ。
 そりゃあ彩夏だって人間だ。
 性に一番興味を持つ年頃だし、こういう事をしていたっておかしい事はない。
 おかしいのはしている行為よりも、やっている場所なのだが……この際それは忘れよう。
 普段ならばとても近づけない相手だが、今は幸か不幸か傍らまで近づいても彩夏がこちらを気にする様子が全くない。
 接点があろうとなかろうと、誰彼憚る事もなくオナニーを見せているのは彼女なのだから、凝視しようが視姦しようが見るくらい許されるはず。降って沸いたようなラッキーなのだから、気にする理由など真吾にはない。
 ――って言うかこれ、触れそうだよね。
 というか寧ろ、据え膳だし触るべきだよね!?
 触れても良い言い訳を論いながら、肌蹴たワイシャツに手を伸ばす。
 このワイシャツを開けば、おっぱいが見れる――。
 いつもは制服で隠されて見る事の叶わなかった、クラスメイトの生身の肉体。芳醇な果実を思わせる、瑞々しい女の子のおっぱいがこの下に……そう考えるだけで、緊張で手が震えそうだ。
 ワイシャツに手を掛けても、彩夏が咎める様子はなかった。それどころか、気にする様子さえ見せない――彼女の雰囲気を胡乱に思わない訳ではない。
 どうして近づいても気づかないとか、どうして何も反応がないのか……とか。
 だが見たいという欲求の方が、遥かに強かった。
 そんな事を気に掛けるよりも、女子の生身の肉体の方がどうしたって気になる。
 真吾だって正常な高校生男子。いけない事だとわかっていても、見たいものは見たい。普段は割りと理性的な真吾も、このような場面に遭遇してまでまともな理性が働く程、女の子に慣れても恵まれてもいないのだ。
 緊張の為か、心臓がドキドキと少し煩い。
 振り切るように、真吾は思い切ってワイシャツを左右に開いた。
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