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牝獣の哭く夜
第19章 白百合の臓腑
 諏訪はさすがに疲れたのか、ソファに座って、ベッドサイドの冷蔵庫から出した缶ビールで喉をうるおしている。
 股間には、いまだに美貴の淫液で濡れ光る一物が揺れる。
 放った直後にもかかわらず、なおも充分な硬さと長さを保持していた。

「いや、なかなかの味わいだったぞ、おまえの上司は。
 久しぶりに堪能した」

「立て続けに何発やったんだ。よく持つよなあ」

 諏訪は声を出さずに、低く満足げに笑った。

「この女のイキっぷりもすごかっただろ?
 何回、気をやったか――」

「じゃあ、次はアナル責めかい」

 沼田はごくっと唾を呑み込んだ。
 気位の高い美人上司が排泄器官を犯されて、はたしてどんな醜態を示すのか。
 想像するだけで、胸が苦しくなる。

「すこし休んでからだ。
 あんまり続けてやると、女の方も反応が悪くなる」

「あれだけやっといて、よく言うよ」

 沼田はあきれた。
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