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第19章 白百合の臓腑

　沼田は湯で温めたタオルを持ってきた。

　開脚スタイルで縛られた股間は、諏訪の精液と美貴自身の愛液で汚れ、それが乾いて、悲惨な状態になっていた。
　ごわごわになった秘毛や、白くまだらになった花弁に、熱いタオルを当ててやる。
　優しく拭った。

「ううっ……」

　女上司の美貌が歪む。

（俺みたいな豚男に股間を拭かれて、嫌なんだろう）

　哀れな気持ちと、もっと穢したい気持ちが同時に湧き起る。

　割れ目の奥や、お尻の窄まりの汚れも拭いてやると、あらためて、美貴のそこを観察する。

　土手高の丘に生い茂る黒い恥毛は、濡れタオルで整えられて艶やかに輝き、見事な逆三角形を見せていた。
　生え際がくっきりと綺麗だ。