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two roses & a lily
第2章 お務め


「黒い真珠も内面は万人等しくピンク色の肉なんだな。」

牧師さまが難しいことを言いながら俺の頭を揺する。

「もっと、撫でるように、巻き付けて舐めるようにしてごらん。」

益々大きくなるペニスにむしゃぶるように舌を巻き付けた。

嫌悪感を恥じ、優越感とジョアンナのことを思って、口が閉じられずに苦しいのも、右手が下ろせず辛いのも、唾液が垂れて気持ち悪いのにも耐えた。

「おお、素晴らしい、素晴らしいよ、ジョン。」

牧師さまの声がミサで熱弁するときのように上擦っていく。務めが上手くいっているのだと気合いを入れた。

ペニスは硬く張り裂ける程に大きくなり、ブルブルと震えだす。

「おお、おお…おおおっ…」

牧師さまが天を仰ぎ見た。

同時に後頭部を押さえられ、口がペニスの先端にあてがわれた。

ビュク…ビュルルッ…

何かが口の中に飛び散った。

ッゲホッ…ゲホッ…

噎せ込むと牧師さまの手が止まる。

「聖なる液だ。すべて飲みなさい。」

離れたペニスの先端から、白い液体がドロッと溢れる。

小便じゃないんだ。聖なるものなんだ。
舐めると苦味と生臭さを感じたが、自分を恥じて舐め取った。

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