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保健体育の授業
第9章 それぞれの道~敦也~



広大の姿だった。

李久も一緒に来てくれていて

二人とも肩が上がっていて

相当走ったのがわかる。




『…敦也!?おま…』




『くんじゃねぇ!

お前らが来るところじゃねぇ…』



そう言って私の服を

広大と李久の方へ投げつけ

私の背中を乱暴に押した。




ボロボロの私の身体は

敦也の力に堪えられず

押されるがままに前に倒れた。




敦也はそのまま去っていくと

広大と李久は目を合わせて

その背中を李久が追った。



私の元へ広大がすぐにかけよってきた。




『こぉだ…ぃ』




安心したのかまた止めどなく涙が溢れた。





『お前…ごめん…俺…ごめんな…

電話気づくのも遅くて…』




『ごめんなさい…

少し触られたりして…

でも敦也が来てくれて…』




『今は何も思い出すな…!

いいから…大丈夫だから…

身体は!?平気か!?』





『あの…たばこで…』





そう言って根性焼きになってしまった

肩の傷口を見せると広大の手に力が入った。





『ごめんなさい…

私が勝手な行動したせいで…

ごめんなさい…』




『違う!…お前は何も悪くないから…

だからもう謝んな…』




そう言って抱き締めてくれた。

広大の声は震えていた。






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