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ボクは今日も『リカ』になる
第9章 【芳 side】3
「あの!皆さん、すみませんでした。全部、私が早とちりしたせいです。特にお姉さんの彼氏さん、本当に申し訳ありません!」
私はベッドから下りて、土下座した。
「だから、もういいって。…しかし、あんたスゲェな。一撃で倒されたのなんて、人生初だぜ」
「あ、それはその…幼い頃に護身術を習っていたことがあって」
「え、そうなの?剣道だけじゃないんだね」
リカが驚いた顔でこちらを見る。
「ええ。前にお話しましたよね、変質者に襲われたこと。それで護身術を習いはじめて、剣道はその後なんです」
私はベッドから下りて、土下座した。
「だから、もういいって。…しかし、あんたスゲェな。一撃で倒されたのなんて、人生初だぜ」
「あ、それはその…幼い頃に護身術を習っていたことがあって」
「え、そうなの?剣道だけじゃないんだね」
リカが驚いた顔でこちらを見る。
「ええ。前にお話しましたよね、変質者に襲われたこと。それで護身術を習いはじめて、剣道はその後なんです」