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ボクは今日も『リカ』になる
第8章 5【理佳 side】
「うぅ…えっく…わ、分かりました…」

しばらくして、しゃくりあげながら由良ちゃんが返事をした。

「行ってください、私…もう少しここで気持ちを落ち着けてから帰りますから」

涙を拭い、床からソファに座り直す彼女の心情を思うと胸は痛むが、カオルちゃんに対する気持ちは負けないつもりだ。

僕らは顔を見合せ、部屋のドアを開ける。

「…さようなら、おね…芳先輩」

「さよなら、由良」

すすり泣く声を背中に聞きながら、僕らはカラオケボックスを後にした。




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