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官能的大恋愛
第6章 視覚と聴覚で恋に堕ちる
「俺、シャワー浴びるけど、君はどうする?もう帰る?それとも夕飯でも、どっかで一緒する?」

どうしよう。

すぐにこの興奮覚め止まぬ感覚を、文書にまとめたい。

忘れないうちに。

このまま帰っても、いいかなぁ。

今日は充分、Nagにエロい感覚を教えてもらったから。

Nagはシャワールームへと向かったと思いきや…えっ?…、くるりと私の側へと近寄って来たのだ。

「ねぇ君さぁ…俺の事、好きになってくれないかなぁ?…」

「はい?」

好きになって…くれないかなぁ?って。

どういう意味だ?

「あの、私はNagさんの事は大好きですよ♪」

カッコいいし、色気はあるし…凄く男の美学やエロスの参考になるから。

「大好きって、例えば?…俺はさっきので、自分のを触りながら、君とのセックスを想像した瞬間に、イクスイッチが入ったんだけど…」

Nagはベッドの上で、急に私を押し倒した。

「ヒヤァッ!」

偶然かワザとか、私のまだ少しキュッキュッしてるアソコをNagの膝がグイッと押すから…。

んっ…。

やだな…変に感じちゃった。

「…うまく…肝心な言葉が出て来ないんだけどさ…もしかしたら俺…君に、引き付けられたかも知れない」

「えっ?」

引き付けられたって?

どういう意味で?
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