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高校性『惨歌』 90‘Sレイプ 引き裂かれたレオタード
第14章 終劇―――散華したジャンヌダルク
翌朝―――校舎中庭で全裸のまま大の字に横たわる美少女の遺体に、学校中が騒然となった。無論、その少女は小越郁子だった。屋上からの転落死―――公式には総発表が成された。郁子の最後は無残なものだった。一糸纏わぬ裸で、頭部を石にぶつけたらしく、脳漿が飛び散った中庭はさながら地獄絵図だった。郁子が凶行の餌食となった無念さからやむにやまれず死を選んだのか、あるいは…その理由は不明とされた。が、校長は議員や県警の力を使っても事件性をもみ消した。無論、教職者として学校改革の為、応援団委員会に果敢に立ち向かったジャンヌダルクの尊さを忘れるはずがない。が、それでも郁子の死は自殺としたかった。なぜならば、検視の結果、郁子の膣からも無数の男の精液が検出されたことが大きな理由だ。仮に、応援団委員の誰かから暴行を受けただけならば、より由々しき事態として立件させただろう。しかし、多くの男子生徒が暴行に参加し、教室内で一人の女子を集団で強姦した事実。加えて教師陣も恐怖心から、それを制止できなかったことがスキャンダル化することを恐れたのだ。田辺があえてクラス中の男を動員し、郁子を辱めたのは、それが理由だった。ジャンヌダルクと暴行魔集団の構想は、正義の完全敗北となったわけだ――――。

が、事態は意外な展開を見せた。狡猾な男は田辺だけではなかった。
「よお、半ツッパリ。彼女へのたむけはないのか?」
中庭の片隅で、ポケットに手を突っ込んだまま、幼馴染が非業の最後を遂げた場所に佇む加々見俊。その姿を認めた宇佐美洋助はキャラクターに似合わぬ微かに湿り気を含んだ声音を向けた。
「たむけ…まあ、ありがとうってところかな…死んでくれて」
宇佐美が、その鋭い目を見開いた。
「どういうことだ、おい?」
「言葉の通りだよ、あんたらには感謝しています」
「てめえ、何を言ってやがる?」
宇佐美は昨日自らのモノで輪姦した美少女の姿を思い浮かべつつ、問い質す。そんな鬼畜の所業を犯した男ですら戦慄する事実が、この中途半端なヤンキーから聞かされることになるとは、誰もが予想だにしなかっただろう。
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