この作品は18歳未満閲覧禁止です
![](/image/skin/separater50.gif)
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛してるからこそ...
第9章 小池の悩み
![](/image/mobi/1px_nocolor.gif)
小池は15時くらいにあがって帰っていった。
体調が悪そうな上に何か悩んでいるのなら
女同士の方がいいから朱里に頼もうとした。
明日出勤してきたら朱里に聞いてやれ言おう。
昨日よりは少し早い時間に残業を辞め
家路につくことにした。
車に乗りエンジンをかけてからマンションへ向かう。
今日はやけに車が多いような気がする。
それでも朱里の飯が楽しみで
遅い時間なのに楽しみになる。
駐車場に車を停めエレベーターホールで
女の人と一緒になった。
『あ、こんばんは。今日は彼女
一緒じゃないんですか??』
誰だっけ?同じフロアのやつじゃないことは
確かなんだけど...
「こんばんは…今日はちょっと…」
誰か知らないやつにこんなこと話してても
意味がないから早く家に帰りたかった。
『彼女と別れちゃったの?
だったら私と飲みにいきませんか?』
うざっ!何でこんなケバい女同士
飲みに行かなきゃいけねぇんだよ!
ってか別に別れてないしな。
「申し訳ございません。無理です。
別に別れてないので。それにもうすぐ結婚するんで…」
こいつめんどくせぇ...
あからさまに嫌そうな顔をしてやるのに
気にせず話しかけてくる。
![](/image/skin/separater50.gif)
![](/image/skin/separater50.gif)