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愛してるからこそ...
第9章 小池の悩み



「なーんだ!私の方が年上じゃん!
私はね31なの。だから年下のあなたに
ガキ扱いされるのはすごくムカつく!」


確かに小さいしどちらかといえば童顔だから
実年齢より下に見られる。
言い返している朱里はドヤ顔…!
ヤバい声出して笑ってしまいそう。


『年上...31歳...』

女はマジかって顔をしている。
ヤバいおもしろい…

「プッ…ぅ...あははははは!」

「何笑ってんのよ!私は真剣なの!」

「あー、おもしろ。
やっぱお前はいい女だな。
さ、お姉さん帰ろうぜ腹減ったし。今日飯何?」

「お姉さんって数ヶ月しか変わらないでしょ!
今日は餡掛けチャーハンとスープと手羽元の煮込み」

「うっわ。美味そう!帰って食おうぜ。」


放心状態の女を放っておいてエレベーターに乗る。
不機嫌の朱里を抱きしめながら
怒んなって、怒るとシワになるぞと宥める。

「だってあんな人にガキ扱いされて
私はそんなに幼く見えるのかな?」

「朱里ちゃんは可愛いからねー!
みんな羨ましいんだって。」


なんかバカにされてる気がすると
ふくれっ面の朱里と部屋に入り
俺は着替えてその間に朱里が飯を温め
二人でご飯をたべることにした。


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