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第11章 Travel

散々歩き回って
僕等はホテルにたどり着いた。

ホテルの予約サイトで
彼女が用意してくれた。

個室露天のあるホテル！

僕はヘトヘトの身体を
早く休めたくて彼女を急かす。

彼女はニコニコとしながら
チェックインをすませると
先にエレベーターに乗り込んだ。

『シュージ！はよせな置いてくで！』

笑う彼女に
置いていかれない様に急いで乗り込んだ。

エレベーターが到着すると
部屋を探しに走って行く。

子供みたいな彼女も見るとホッとする。

『ここや〜♪』

そう言って彼女はカードキーを
差し込みドアを開けた。