この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ROCKな彼女
第12章 Trick or Treat
僕はどこかおかしいのかも知れない。
涙を流す彼女にどうしようもなく
欲情した。
彼女にキスをして溢れた涙を
そっと舐めとる。
『…シュージに見て欲しかってん。』
突然彼女は言った。
『シュージに盛って欲しかってん。
あたしを見て興奮するシュージが
どうしようもなく好きやねん。』
可愛い事を言う。
そんな格好しなくたって
僕はいつだって君が欲しいのに。
僕は彼女にもう一度キスをして
『アホやん。僕はナツが
そばにいるだけで興奮する』
そう笑いかけて
彼女のショートパンツを
下着ごと剥ぎ取った。
はだけたジャケットに
網タイツだけの
少しの不安と確かな期待を
持った熱い目線を絡ませて
僕は彼女の甘い蜜をなめとった。