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ROCKな彼女
第15章 Mean
そんな彼女に翻弄される僕。
あまり困らせないで…
そう言いたいけど今は黙っておく。
膝に抱えたままの彼女が
優しくキスをしてくれる。
もっと深いキスがしたい
そう思うのに彼女は僕の膝から降りる。
寝室へ行ったかと思うと
何かを手に戻ってきた。
僕のスウェットを捲り上げ
パサッと床に投げ落とす。
『ナツ?』
彼女に呼びかけると
ニヤリと笑って
カシャンと
聞き覚えのある音を立てた。
『おいで』
片手に手錠を掛けられた僕は
彼女によって寝室へ誘導される。
『今日はあたしがする』
それだけ言うと
僕をベッドに寝かせて
頭上で手首を固定する。
マジか!
お痛がバレてから
禁欲生活を命じられていた僕は胸が高鳴る。