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ROCKな彼女
第15章 Mean
散らばる君の残した傷痕。
愛おしく思って
穏やかな気持ちになる。
僕の乳首に甘噛みをする。
いつもは迫られる彼女は
僕を手の内にいれた優越感に浸っている。
『気持ちい?』
そう僕の顔を覗き込む。
『めっちゃ気持ちいい』
彼女に答えると嬉しそうに微笑んで
履いたままのスウェットに手を掛ける。
『もう硬いやん』
そう意地悪く笑う彼女に
『ナツが欲しくて堪らへん』
素直に答えた。
『そんな事言うたってまだあかんよ?』
彼女のお仕置きはまだ続くようだ。
僕自身を優しく握り、軽く扱く。
『ナツ…』
僕は呼びかける。
『ん?』
『ナツのヤラシいとこ舐めさせて?』
僕だってナツを悦ばせたい。