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ROCKな彼女
第20章 Punishment
僕は疲れた体を引きずり
家に帰る。
今日ご飯何にしようかなー。
彼女は何が食べたいだろう。
そんな事を考えながら玄関に入る。
『わっ!』
『ぅわっ!びっくりしたー!
シュージおかえり』
彼女は靴紐を結びながらそう言った。
『ただいま。どこ行くん?』
『東京のオカマちゃん達が
遊び来たから行ってくる。
ユキとハナもおる。』
『僕は?』
『今日は女子会!』
そう言って彼女は立ち上がると
僕にちゅっとキスをして
『行ってきます』
と出ていった。
置いていかれた…。
何だかムッとしながら
アツシに連絡しようと
スマホを取り出す。
メッセージを作ろうとして辞めた。
たまには1人で贅沢にピザでも取ろう。
僕は1人でパーティを開催する事にした。