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ROCKな彼女
第20章 Punishment
午前2時過ぎ。
何だか外が騒がしい。
ガチャガチャ
不穏な音に息を呑む…
玄関までそっと行くと
バターンっ!
『んぎゃっ!』
彼女が転がり込むように入ってきた。
『なんしてんねん』
僕は呆れながら彼女を抱き起こす。
『んにゃー♡ただいまシュージ♡』
聞いちゃいない。
彼女はハイハイしながら
部屋へ侵入を試みる。
『わーもう!なにしてん!靴脱げ!』
そう言いながら
彼女の足首を掴んで
靴を脱がしてやる。
彼女は立ち上がると
靴下を脱ぎ捨て
ぺたぺたと
ソファーに走っていった。
ソファーに倒れ込む彼女に
僕は水を持っていった。
『ナツ飲み過ぎやで、水飲み』
彼女は頭を振って
『いら〜ん』
そう言った。