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ROCKな彼女
第5章 She
『…自慢のペットですって?』
『それは2人だけの秘密』
『……また晩電話して』
『りょーかい♡』
結局彼女にのせられる。
でも何となく
そんな彼女の側から離れられない。
ppp…
『もし』
『シュージ?あんな〇〇駅来て!
そこで合流しよ!』
僕は少しだけ
彼女の交友関係に不安を持った。
もしかしてめっちゃ派手な奴来るんちゃう?
僕明らかに浮くやんどないしよ。
派手な服なんてないしな…
結局Tシャツにジーンズ
ジャケットを羽織って綺麗目に収まる。
まぁ…えぇか。どーにでもなれ。
期待と不安
僕は基本的にはネガティブなのだ。
彼女と一緒に過ごして
少しだけ勇気を持てただけ。
駅に着くと彼女は先に待っていた。
出掛けて行った時と変わらない
白のTシャツにジーンズ。
彼女はお洒落に興味が
あるのかないのかわからない。