この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ROCKな彼女
第5章 She
『シュージ君はアクセとか興味ないの?』
アツシが尋ねてくる。
『いや僕勉強しかしてなかったから
よく分からなくて。』
『そうなん?やったらアツシにアクセ
選んでもろたら?結構センスええよ?』
ユキは拒否させる気はないようだ。
『俺な、ナツの店の男版って事で
シルバーアクセの店やってんねん。
コンセプトは彼女が
彼氏に付けて欲しいアクセ!』
彼女の店のコンセプトまんまやんけ!
突っ込みたい衝動をグッとこらえ
『僕ピアス怖くて…』
と苦笑いしてみせる。
『別に開けんでもえーんちゃう?
カフとかあるし』
彼女が言う言葉は時々理解が出来ない。
専門用語使わないで!
僕のわかる言葉選んで!
まぁ挟むってそのまんまの意味だったけど。