パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第5章 She

『ナツー！こっちやでー！』

『やー！やー！みんなお待たせー！
この子シュージ！
イジメたら許さんからなー！』

そう言って彼女は僕の背中を押す。

『よろしくー！あたしユキ！』

派手な女の子がそう言った。

ピンクの様な茶髪のロングヘアを
無造作に巻いている。
着てる服は清楚なのに…。

『俺アツシ！』

彼は黒髪で短髪だ。
どこにでもいそう…な…？

首から見える薔薇の刺青

服はグレーのパーカーなので分からないが…

多分刺青だらけ。
耳には向こう側がしっかり見えるほど

大きく開いたピアスホール

耳だったはずの肌色は
殆ど見えない程のピアスの数に圧倒される。

『あれ？ハナは？』

彼女の声が現実に引き戻した。

『ハナちょっと遅れるって。先のもー♡』

そうして始まった飲み会。
どうやら今日集まるメンバーは
彼女の会社…店の従業員らしい。

ランジェリーショップのコンセプトは
彼氏が彼女に付けて欲しい下着

そんなコンセプトあんねや…。