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ROCKな彼女
第1章 Coincidentally
あの日確かあの子は
黒のパーカーにジーンズ
それだけでわかるもんなんか??
『ていうか僕一度しか見たことない』
『一回見ただけで覚えてるとか
市原さん何気に一目惚れしてるやん』
『えぇ?
目立つ人やったから覚えてただけやで!』
『またまた〜。まぁええやん!
あの子毎日来るし、声かけてみれば?』
『え?毎日来てんの?』
『うん昼の2時くらいに』
僕が休憩中に来てたんや…知らんかった。
休憩ずらしてもらおかな?
そんな事を考えてみる。
その日も問題なく業務をこなし家に帰る。
店で買った冷やし中華を食べながら
僕は彼女にまた会えたらラッキーやな
なんて考えていた。
偶然を期待しながら…