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Dangerous Man
第18章 喜
『何なに〜?珍しいね。朝早く』
なんだかデジャブを感じる。
そう思いながらアイを抱き締める。
『ちょっと〜』
文句を言う彼女に
『うるさい。もう我慢出来ひん』
そう言った。
『怒ってるん?』
彼女は俺を見上げる。
『…多分。』
見つめられると素直になれない。
アイはニコッと笑うと俺に軽くキスをして
『今日は一緒に居よ??』
俺の頬を撫でた。
よし!今日も一日頑張るぞ!!
単純な俺は
ウキウキとしながら作業部屋にもどった。
『なぁアツシこれなんやけど…』
紙を持って俺に寄ってくるシュージ
『おぉ。どした?』
満面の笑みで答えた俺に引いていた。