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第23章 変

『…ベッド行こうか？』

彼女の乳首を軽く
引っ掻きながら耳元で囁いた。

頷いた彼女を抱き上げ寝室に移動する。

なんか…軽くなったな…。

お互い服を全て脱ぎ捨て彼女の上に跨る。

胸の下から

少しアバラが浮いている。

そっと撫で口付けた。

『…ぁぁんっ』

顔をあげ脇腹をゆっくり指で撫でる。

『…お前、ちゃんと食ってんの？』

『ゃぁんっ。食べてるよ！』

そう言っても背骨だって
触らなくても浮き出ている。

……もしかしたら

彼女は既に

逃げ場のないギリギリのところで
踏みとどまっているだけかも知れない



誰のために…？