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Dangerous Man
第5章 金
『ほんと…?』
そう言って考え込む
『もし風するってんなら俺
スカウトに知り合いおるで?
プライベートで付き合いある奴やから
信頼出来るし
リナの安全は確実に確保出来る。
俺は酒で
身体を壊していくリナは見たくない』
こんな提案誰が乗んねん。
『………そっか…ならその人紹介して?』
…ここにおった。
『…ホンマにいいん?』
『うん。
平気アツシの紹介なら信用出来るし』
『分かった。
ソイツにリナに連絡するように
リナの連絡先教えとくわ』
そう言って頭を撫で抱きしめる。
『ありがと、リナ。
こんな俺好きになってくれて』
『好き…大好き』
そう言って抱きしめた俺の背中に
手を回した。