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Dangerous Man
第6章 縁
中に入ると何やらせっせと
人を仕分ける女の姿
あんなスタッフおったっけな?
そう思いながら近付く
『あなたはこっち〜』
そう言って配置決めをして行く。
『君スタッフ?』
『違いますよ』
俺には目もくれず作業を続ける。
あれ?整理券の意味は?
すると
『彼女はただの仕切りやで』
俺に話しかけてきた女。
耳に開いた沢山のピアスを
見せつけるように
金髪で長い髪をポニーテールにしている。
『?仕切り?なんそれ』
『スタッフでも無いのに
自分のお気に入りの
バンギャだけ最前に行かせてんねん。』
そう呆れたように言いながら
端に歩いていく。
ほー熱心なバンギャです事。
またひとつ賢くなった!
披露する場はないだろうけど