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第7章 命

せっせとカタログ用の写真のレイアウトを
ユーヤとジュンと俺の3人で考える。

これ大きくした方がええやん？

こっちはどうする？

共同作業は楽しい。


展示会用のDM作りをしていたアイが

『お腹空いたー。
お昼買ってくるけどみんなどうする？』

そう問いかけてくるが
熱中している男共は軽くあしらう。

『何でもええから買ってきてー』

『おれもー』

『俺もーあとコーラも』

好き勝手注文を付ける。

アイは聞こえるようにため息を付き

『はいはい』

そう言って作業部屋を後にした。


ブルブルブル

携帯が震える。

アイだと思い通話に切り替える

『どしたー？』

『…アツシ今日家きて』