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依存症性活
第15章 6月8日 車

ドライブしよう、と誘われてナカマル先生の車を待つ。
しばらくしてシルバーのワンボックスが停まり、ロックが開けられる。
助手席に乗り込むと、笑顔のナカマル先生が居た。


「どこ行くの?」
「んー、とりあえず景色の綺麗なとことか?」


何故か語尾が疑問形なナカマル先生に少し違和感を抱きつつ、ふーんと軽く返事を返して適当に音楽をかけた。


「ユメカ最新のセックスっていつ?」
「んーと、昨日はシなかったから…一昨日!6日!」
「一応聞くけどその前は?」
「確か3日、4日でえっちした…はず!」
「相変わらずヤりまくってんなぁ」


なんて無遠慮の会話を交わしつつ、車は徐々に人通りの少ない山道へと入っていく。

人通りが無くなり、街灯が減り、すれ違う車も無くなっていく。

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