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香織
第6章 花火



『けんちゃん。そんなに見ないでよ』

『香織が綺麗だから

思わず見とれちゃったよ』

彼女はかおを赤らめる。

そしてそっと目を閉じた。

彼女のプルプルの唇に

僕は自分の唇を重ねた。

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