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もっと夢を見ていたい
第10章 21
『結…』
待ち侘びた声
『おかえりっ!』
彼に飛び付く。
『おぉ…』
短く返事をすると
何故かエントランスに入っていく。
『ラーメンは?』
『……。』
えぇ?無視?
理解出来ないまま部屋に入る。
『レン…?どしたの?』
そのまま寝室に入り
ベッドの上に放り投げられた。
『え…?何…?』
私を無視して服を剥いでいく。
『やだっ!…待って!』
締めていたネクタイを外し
腕を縛り上げた。
『何?何で?わかんない!怒ってんの?』
『当たり前やん』
『何が?』
『何他の男と話してんの?』
『……?
声かけられたから…断っただけやん…』
『なんで声掛けられるわけ?』