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第23章 Ⅶ

『口座…？』

『担当ホスト！』

なるほど…。
大音量の音楽に
ライトは一気に落とされた。

肩を叩かれ彼に向き直る。

塞がれる唇。

彼の胸を押して抵抗する。
押さえ付けられる頭。

舌を絡めて舐めると唇は離された。

『…もう！』

『知らへん？卓チュー』

彼は笑いながら言う
そんな意味のわからん事知らん！

私は焼酎を一気に飲み
彼にグラスを突き出すと

『おかわり下さいホストさん！』

とイジメ返してやった。
引くつく彼の頬

私は勝った気分になった。

コールも終わりイチゴが帰ってくる。
3人でゲームをしながら飲み進める。

負けたらロックで一気。

グラス3分の1程度だけど
辛いしお腹に溜まるし酔いが回る。