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もっと夢を見ていたい
第28章 XII
二人できゃいきゃいと言いながら
店の入るビルに到着する。
とイラ立ったオーラを放つ彼
『結…なにしててん』
怒ってらっしゃる
『ヨウちゃんに
たまたま会って一緒に来た!』
生贄に彼女を差し出す。
『あれ?君…ユーキの』
『どーも!ヨウコです』
『前の職場の同僚のヨウちゃん』
ヘラヘラとする彼女
毒気を抜かれる彼
ドキドキする私
『そっか結の友達か!
一緒に来てくれたんやなぁ』
彼は営業スマイルで彼女を見た。
『早速上がろうか?
ユーキの頑張ってるとこも見てやって』
そう言って私達を店に案内した。
怒られなくて良かったー。
『そや!結早く番号教えて?』
『え…ああ…』