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もっと夢を見ていたい
第29章 XIII
『再会のお祝いになんか降ろそうか!』
『…私そんなにお金持ってない』
『今日の分は全部私が出してあげる』
…あぁ競馬勝ったのか
『ならヨウちゃんに甘える』
そう言って彼女に抱き着いた。
ユーキにシャンパンを2本頼む彼女。
心なしかバタバタし始める店内。
お酒まだかなー…呑気な私。
『結!』
いつの間にか隣に戻ったレン。
焼酎のお陰でぼんやりする私。
『おかえり』
『シャンパンなんかどしてん?!』
『私が結の分も降ろしたのー
その代わりユーキに付けてあげてね』
『えぇ…マジか…ごめんな』
ヨウちゃんを撫でるレン。
2人に挟まれる私。
照明が落とされ爆音が流れる。
『今日はレン店長とユーキにっ!
2人の姫が
モエシャン降ろしてくれましたー!』