この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
結螺(ゆら)めく夏
第2章 夏祭りの夜

……龍次……


龍次の指が離されたのを最後に
僕は完全に意識を手放した



……すー、すー、


寝息を立てる僕の唇に
龍次の指先がそっと触れる


「……お前を仕込めなかったのは、感度のせいなんかじゃねぇ……

……俺が、冷静に対処できる自信が無かったからだ」


その指が、ゆっくりと愛おしむ様に下唇をなぞる


「………遣り手、失格だな」


そう呟き静かに指を外すと、今度は下になった方の僕の頬を手のひらで包む


「もしお前が年季明けまで、誰にも身請けされなかったら

……俺が貰ってやるから、覚悟しとけよ」



龍次の言葉は
既に夢の世界へと旅だった僕には届かない……




金魚鉢の中で泳ぐ二匹が
キラキラと輝く月光の中で体を寄せ合い

優雅に尾鰭を揺らめかせる




その金魚鉢の前で眠る僕に
龍次の顔がそっと寄せられた





-終わり-
/19ページ
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ