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Dangerous Man 2nd
第15章 Let's Halloween party
『えぇ…泣かんでもええやん。』
彼女は涙を流していた。
こりゃホラーアトラクション
入らんで正解やったな…。
絶叫とホラーの違いに
俺は何が違うのかと真剣に悩んだ。
落ち着いた彼女を連れ
荷物を受け取り帰りの電車に乗る。
『リナ、腹減ってるか?』
人にもみくちゃにされながら
腕の中でガードしている彼女を見る。
『ううん。色々食べたから減ってない。』
『俺もビールで腹いっぱい』
ウトウトとしながら帰宅した。
家に着くと、着替えもせずに
2人でベッドに倒れ込む。
『面白かったか?』
『うん!ゾンビ以外は!』
そう言って笑う彼女を撫でて
そのまま2人で眠りについた。