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Dangerous Man 2nd
第23章 Jealousy
ベタなオチにも彼女は満足そうに
『感動したー』
と喜んでいた。
手を繋いでぶらぶらとする。
ペットショップに寄って
犬や猫、小動物を見て回る。
店員は子犬をケージから出してくれた。
彼女は愛想よく店員に礼を言う。
『可愛いねー』
『そやなぁ…やけど飼わへんで』
『どして?』
『先に死んでしまうから』
昔飼っていたウサギを思い出す。
『まぁ…そだね。』
彼女も頷いて店を出た。
『あっちょい靴見ていい?』
俺は彼女の手を引き
馴染みの店に向かう。
カッコイイのないかな〜
そう思いながら手に取って眺めてみる。
ふと見ると彼女は
店員と談笑していた。