この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Dangerous Man 2nd
第23章 Jealousy
『………。』
何がそんなにオモロいねん。
笑いながら話し込んでいる彼女を見て
なんとも言えない感情がほんのりと
心に火を灯した。
結局スニーカーを1足買って店を出た。
気付けば夕方。
『晩メシも食って帰るか?』
『うん!』
『何食べたい?』
『んー』
『あっ焼肉行こや』
『いいねぇ。そうしよ』
聞いたくせに俺が決める。
それでも彼女は頷いて賛成してくれた。
ビールを飲みながら焼肉を食べる。
至福の時だ。
彼女は俺に取り分けながら
ゆっくりと食べていた。
『美味いなぁ』
『うん!でも野菜もちゃんと食べて?』
そう言ってカボチャとナスを取り皿に入れた。