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第2章 An ephemeral life

仕事を終え、家に帰る。
手にはプリンと
コンビニのおにぎり、ジュース
玄関に入りリビングにへと進む。

可愛い彼女を探す…。

彼女は倒れていた。

『おい！リナ！』

腹部から血が流れている。

『…アツ…』

朦朧としながら焦点の合わない目で
俺を探す。

『いま、救急車呼ぶ！』

携帯を取り出し急いで救急車を呼んだ。

『…赤ちゃ…』

『取り敢えず喋るな！』

止まらない血を手で止めようと
必死に彼女を抱き上げ、
スカートを押え付ける。

待って……お願いだから…

病院に運ばれ手術室に運ばれたリナ
ただ呆然と血にまみれた手を眺める。

ふっと手術室の案内板の明かりが消された。