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Dangerous Man 2nd
第4章 Real feelings
『お…おう。俺も言おうとした。』
『そう?良かった』
彼女は嬉しそうに微笑んだ。
なんか…腑に落ちない…。
『急にどしたんや?』
一応聞く。
『ん?あのね
次の彼バンドマンなの…まだマイナーでね』
『あぁなるほど』
『ちゃんと聞いてよ!』
『マイナーバンドマン育てるんやろ?』
『…うん』
『ええで。
俺充分マリには尽くしてもろたし』
『ごめんね?』
『なんで謝んねん』
『…なんとなく?』
俺は笑いながらキスをした。
『これでお別れやで』
『うん…』
彼女の部屋から出ようと
靴を履き、玄関を開ける。
『アツシ!』
『ん?』
『愛してる!』
何やねんそれ…
俺は苦笑いしながら部屋をあとにした。