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Dangerous Man 2nd
第8章 I'll treasure it
無視して目を瞑る。
『ねぇアツシ…』
『んー?』
目を閉じたまま彼女の髪を梳く。
『なんでリナにプロポーズしたの?』
『…は?』
『だってリナ以外にも居たでしょ?』
『……。』
何でだ?
『いつリナを好きになったの?』
『…それは初めて会った時からやん』
『…ほんとに?』
いや、嘘。
『パチンコ打ってて…
可愛い姉ちゃんやなーって』
『ふぅん?』
納得してない…。
『リナ声掛けられた時怖かった』
『…なんで?』
『だって刺青見えてたしピアスもゴツいし』
『…まぁ女ウケは悪いわな…』
『…女ウケとか思うんだ』
目を開ければ
じとっとした目で見つめる彼女。