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振り向けば…
第15章 今日だけやで…



夢が叶った美保…。

その夢は現実の厳しさが含まれる。

モテモテの彼氏は浮気男。

同じくモテモテの美保に


「お前もやんけ。」


と開き直る。

彼氏は既に一人暮らしをしているからと浮気を減らすには一緒に暮らすしかないと同棲をする。

家賃、光熱費…。

生活という更なる現実が美保に襲う。

彼氏の実家が仕送りをしてくれてるうちは、そうでもなかった。

大学卒業と同時に打ち切られた仕送り…。


「お前も働いて自分の分くらい稼げや。」


そう言われた美保は必死にバイトをする。

彼氏のご飯を作ったりバイトしたりの美保にまともな就活は出来なかったと美保が言い訳をする。

卒業から僅かひと月で無一文になった美保…。

そして妊娠…。


「来夢から悠真がお金持ちって聞いてたから…。」


悠真にお金を借りようと美保は考えた。

もしかすれば昔のように悠真が簡単に助けてくれると甘い考えもあったらしい。


「悠真は私に条件を出して来たわ。まずは男とは別れろって…。子供を産むなら俺が面倒みたるって…。」


そこへ私が現れた。


「悠真が子供の面倒を見てくれて、あんなマンションに住めるならって思うたのに…。」


それは美保のぬか喜び…。

私が帰ってからの悠真は更なる条件を出した。


「来夢だけは傷つける事はしないって…。」


再び美保が泣き出した。

悠真の条件…。

美保と子供が暮らすアパートは悠真が用意する。

だけど悠真は一緒には暮らさない。

美保と暮らせば悠真の仕事の邪魔になるから…。

子供が落ち着いて保育園に入れるようになれば美保は働いて自分で生活費を稼ぐ事。


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