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ハプニングは突然に【完】
第3章 新堂さんは変態
夜の七時に待ち合わせした居酒屋にいく。


新堂さんはお店のなかにもういて、


座敷の掘りごたつのような席に案内された。


「このお店、初めてです!」

というと


「ゆりはお酒を沢山飲むのかな?色々注文して食べよう。」と言われ、



私は梅酒、彼はハイボールを飲んで乾杯



季節のサラダや、いろんな串系のメニュー、たこ焼き、唐揚げなどを頼んで、いろんな話をした。



新堂さんは地元が違うこと、三人兄弟のお兄ちゃんであること



面倒見がよくて、観察力があったことから中高は野球部のキャプテンだったことなど沢山話が聞けた。



私は一人っ子で文芸部、少ないけど大切な友達がいて、回りにはよくドジだと言われるけど、みんなに助けて貰えることを話した。




「ゆりは女の子っていうか、見た目はもちろん、可愛い女の子だけど、ちょっと子供っぽいよね。守りたくなる。」
と、言われてドキッとする。


「そ、そういう新堂さんは、知的でしっかり真面目そうなのに凄くエッチです!」

と、ぷりぷり怒ると



「…へぇ、どんな風に?エッチなの?」

と、言いながら、掘りごたつの下から足を使って私の太ももを撫で始めた。


「きゃ!」
と、声が出る。


仕切りがあり、個室のような感じにはなっているけど店員さんも出入りするのだ。



「もう!やめてくださっ…!んんっ…!」と声が漏れる。


新堂さんは長い脚で太ももの内側をなぞったかと思うと、今度はショーツにグリグリと足を当ててきたのだ。


「ゆりは反応がいいね。」なんて、爽やかに笑っている。


どんどん濡れていくショーツ。


身体が火照ってくる。



「もう、やだ~。」と、恥ずかしくて、でも気持ちいい私がいる。


実は私達は相性がいいのかもしれない。



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