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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第10章 Devil woke up


彼女はそう言って笑いながら
店員に手渡し買ってくれた。

『ありがとうマイ』

俺は子供っぽくハニカんで見せた。

『そのくらい何ともないよ』

『大事にする。』

人目を気にせず彼女にキスをした。

赤くなる彼女。

ニコッと微笑んで手を繋ぎ店を後にした。

プラプラと百貨店を彷徨く。

彼女は服を何着か買い俺達は
昼食を取るためにレストランフロアへ。

少し高めの天ぷら蕎麦。
でも気にならない。

俺の腹を満たせてくれるから。

店を出て、そのまま外を
またプラプラと歩く。

指を絡め無邪気に見えるように笑いかける。

歩きながら唐揚げを食べた。

彼女の口に付いた衣を舐めとると

『もお!外やで!?』

そう言って膨れて見せた。

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