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第10章 Devil woke up

『マイどっか遊び行こや』

『うんいいよ？』

彼女をつれ大きな百貨店に向かった。

『ちょっと見たいもんあんねん』

そう言ってシルバーアクセの店へ行く。

雑誌で見て気になっていた
ネックレスを発見した。

『これ見せてください』

店員に取り出させた。

『付けてみますか？』

『あぁ…はい。』

鏡の前で付けてみる。

『お似合いですよー』

『マイはどう思う？』

彼女に向き直る。

『カッコイイじゃん』

『まぁ高いし諦めるけど』

そう言って俺はネックレスを外す。

『えー似合うんだから買ってあげるよ』

『悪いしええよ』

『時計に比べたら安いわ』