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第15章 心の行方

『リュウセイさんとは
女の趣味が合っただけっす』

『なんやそれ』

笑いながら話は流れた。
また墓穴掘るとこだった。危ない。

何だかんだみんな酒を飲んでいく。
大丈夫かなコレ
そう思いながらも俺だって
酔っ払っていた。

『私ちょっとトイレ行ってくる』

レイナが席を立った。

するとモモが俺の隣にやってくる。

『ねぇ？ツカサくんとレイナ
本当はどうなの？』

アルコールのせいなのか
元々無神経な性格なのか
俺に谷間を見せながら聞いてきた。

『…本当も何もただの同級生やで？』

モモの谷間をしっかり見ながら言う。

『えー？レイナめっちゃ懐いてたから
元カレかなんかかと思った。』